有限会社西内製作所は、「独自の技術でものづくり」を実践している町工場です。
私たちは、精密な成形品を、全く独自の技術で生産しています。
業界を知らずにに入った者の目から見たら、標準化って不思議だらけでした。
よく見てみると、標準化は楽だけど技術の進歩を止めてしまうものだと感じました。
どうにも馴染めないので思いついたことを実際にやってみました。
ものづくりって、工夫でどんどん進歩するものだと思います。
そんな私たちの仕事を見ていってください。
◆◇◆
屋上から赤城山をのぞむ。ここは関東平野のはじまり。
冬になれば赤城下ろしの「からっ風」が襲ってくる。
手前を流れるのは渡良瀬川。海に向かい利根川となり太平洋へ。
◆
いつか観たガラパゴス諸島の記録映画。
多分まだ小学生の頃だったと思う。
当時はまだ人間の文明が入らない場所。
そこに暮らすものたちの姿はとても奇異に見えた。
◇
大人になってやっと気がついた。
それは見る者の目が染まっているからで、全く必然の姿だったことを。
仕事に向き合うわたしたちの目は染まってはいないだろうか。
もう一度見直す、もう一度考える。
ごく当たり前のことに改めて気づいた。
◇◆◇
私たちがはたらいているこの町。
もしかしたらここはガラパゴスなのかも知れない。